podcastでジョブズの長い談話が出ていて、非常に興味深く聞かせてもらっています。
この間、おもしろいと思ったのは「タッチパネルのペン入力は長い間試みられてきたが、遅い点はどうしようもない。だからアップルはタッチパネルを使うまったく新しいこの世になかった方法を創りだす必要があった」という話です。
なるほどなぁ、と思いました。iPod Touch(iPhone)以前にガラス面を指でこするインターフェースはなかったし、マルチタッチは先進的なUIの分野では語られていましたが、製品レベルでは存在していなかったと思います。いまだに他社から出ていないでしょう?従来のシートを画面に貼り付ける方式じゃ、あのヌルヌル感は無理です。実際、中華製アンドロイドデバイスが感圧式のパネルなのですが、爪でこすらねばなりません。
ペンで描くタブレットやデジタルノートは多数製品としてありますが、絵を描くにはいいですが文章を書くには誤認識、修正しずらい点はついに改善されていません。結局、キーボードが生き残っています。hpが買収し、しぶとく製品化されるらしいPalm(WebOS)はペンで特別な略字体を書けば文字認識されましたが、あれでメールのような長い文章が書ける気がしません。
とくに日本語はかな漢字変換というプロセスが間に入るため、ローマ字入力部分は極力シンプルじゃないとメンド臭くて仕方がないです。私の場合、iPodで文字を入力する時、英語はフルキーボードを出します。日本語入力はフリックでやります。フリックは相当に画期的な入力方法だと感心します。日本語のアカサタナ。。。が、一行5文字だから、上下左右中央に配置すればいい、というのは今までになかった方法ですよね。しかも覚えれば早い! 私にとってみれば、日本語のことを一番よく知ってるのは日本人、という思い込みが崩れ去る一瞬でした。練習すれば、これくらいの速度で可能なわけで。
周囲の声がうざいので、音量をミュートにして見てください。
なんとなく最近のアップルの製品は入力がおもしろいよね、ということの背景は、タッチパネルというものをどう使うか?という大きな命題が隠れていたということでした。引き続き、ジョブズの対話を拝聴します。(iPod Touchで)

