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Archive for 12月, 2007

会計のウソ(1) 12月 30

暇なので、巷の会計に関する嘘を書き始めておきたい。

  1. 人件費削減
    IT系で多いが「このシステムで今まで1人日かかっていた仕事が0.5人日になります」という。
    しかし、その仕事にたずさわっていた人が本当に半分になり、残りの半分をクビもしくは配置転換できなければ、上の言い分は嘘だ。まぁお客にも問題があり費用対効果はおいておいて「自分の職場がラクになる」ことしか考えてない人も少なくはない。
  2. 販管費など
    通称、n分の1の嘘。営業が一人いて、客が10社あったとする。営業コストを10で割る。そして売れない客にいくと、1/10のコストが無駄になったと嘆いていないか? じゃぁ、客が減って2社になったらどうなる?売れない客にいって半分無駄といって嘆くのか? 売れなかった客に「営業費を払え」とコストを請求するのか? 営業という仕事がわかっていない間接部門がやる間違い。営業コストは間接部門と同様のカウントの仕方しかできない。しかし、成約したらほめてやらないといけない。そこが制度上、むつかしい。
  3. 仕掛品
    いま、仕入れたネジが10円だとしよう。製作の過程で、そのネジがなかったら製造がストップするとする。在庫切れを起こしたら、その損は10円ではない。製造できなかった時間が全額が損害となる。ところが製品に組つけられた瞬間、仕入れ値段に戻る。
    考えるべきことは、仕入れ品も時系列で考えると価値がかわるということだ。いつも一律で考えるから在庫ゼロとかいう馬鹿な夢を見る。そんなに在庫をもつのがイヤなら事業をやめろ。
  4. 損益分岐点
    塁損を無視する人が大杉。一年すぎたらコストがチャラになると思ってるおめでたい奴らを経理部門ですら、よく見かける。資金調達コストを忘れて儲かったというな。
2007年 12月 29

ネットであちこちにある今年の事件のリストを眺めていた。
「あー、これは時代かな。」と俺が感じたもの。

  • 「あるある大事典2」捏造打ち切り
  • 消えた年金、閣僚不祥事で参院選民主圧勝
  • 守屋前防衛省事務次官が業務上横領で逮捕
  • 食品偽装パニック 老舗・名産が次から次に
  • 亀田家、実力ばれる。TBSとの癒着もあからさま
  • 英会話学校NOVA、経営破綻

どれも、内部告発、タレコミから本当に「表沙汰」になった話ばかりだ。俺がガキのころはささやかれこそすれ、表沙汰になることは絶対になかった話ばかりだ。
時代についていけない人間は「なにもかも明らかになってギスギスする」といってるが、そうじゃない。金持ちや権力(=既得権)で押さえ込むことができない新しい力がたちあがりつつあるということだ。権力と富の移動が起きていると考えるべきだ。

実際すでに起きている。医者の友達がいない奴はわからんだろうが、俺には実はガキのころは大病院だった医者の息子の友達が何人もいる。ほとんどの友達が大病院を清算している。理由は単純。「もうやっていけない」からだ。公立の税金をつぎこんでいる病院すら倒産するのに、個人病院はもっとヤバイ。なぜそこまで貧乏になったか?保険点数の水増しの取り締まりが厳しくなったからだ。今、金持ちの医者は保険のきかないことをやってる連中だけだということを知っているだろうか?美容外科とか審美歯科とか。
普通の医者はもう金持ちでもなんでもない。サラリーマンとしては高給だが、そういうのを金持ちとはいわんだろう。なのに世間では医者は金持ちと思われてるからしまつが悪い。

じゃぁ権力がどこに移っているか?マスコミとも違うと思う。マスコミは見てくれる人に媚びる価値観しかもたないし、スポンサーには絶対さからわない。上の「あるある?」でもスポンサーの花王の責任をマスコミが問うことはなかった。
一見、おおっぴらに報道されるからマスコミが強くなったように見える。しかし、短期的な見方とスポンサーにさからわない体質から上のように事件が表沙汰になったことは、説明がつかない。

短絡的に「インターネットの力」とは思えない。スパムメールで妙な告発や汐留の富士通本社前で小さな電気会社が不当待遇を告発しても、まったく話題にならない。

よくわからないが、役人が世代交代して本当にかわりつつあるんじゃないだろうか?亀田家の話以外はすべて役所がからんでいる。タレコミを昔のように無視しない、という判断をくだしている誰かがいるということだろう。ミートホープ騒ぎでも農水省の出先の役人は怠慢をこいていたことが判明したが、東京ではすばやい対応が行われていた。社会保険庁の不祥事でも、地方のろくでもない仕事ぶりを暴きだしたのは監督している東京だ。ひょっとしたら「東京」がキーなのかも知れない、と仮説をおいておく。

次に世界情勢、

  • 中国製品の不買運動世界に拡大 北京五輪に不安
  • 米住宅市場の崩壊

とくにアメリカの住宅市場債券のごまかしがばれてのバブル崩壊は大事だ。この次、アメリカがどういうでっちあげをするのかは興味深い。もう過去数十年、アメリカのドルの裏付けは日本が買いまくっているアメリカの国債であることは周知の事実だろう。これを手放すというとたいへんな騒ぎになるし、買い続けて意味がある、というなにか新しい「未来」がなければアメリカは没落する。どんな手段を使ってでも新しいシナリオが作られるはずだ。いいなぁ、アメリカ国民は。国がしっかり守ってくれるんだよ。ま、貧乏だと犯罪者扱いされるのは勘弁してほしいから近寄らないけどね。中国は今の金持ちが環境マフィアに食われて、さらに成長しそうだ。でも、外貨を稼げるかというと、どうなんだろう? 知的財産をいっさい認めてこなかった、あの人たちが「付加価値」とかいいだした時がおわりな気がする。 こう考えるとブッシュをさっさとクビにして、新たにアメリカの景気は続くんだろうな。

OpenSSH for WindowsとRDP 12月 17

やっとOpenSSH for Windows経由でRDPができた。メモを残す。

RDP(リモートデスクトップ)は基本的に、デフォルトのポート3389同士をあけておけば、RDPサーバーとなるWindowsをクライアントWindowsからリモートで接続して使える。
しかし、インターネットごしだと無用心なので、SSHのポートフォワーディングという機能を利用して、「トンネル」を作る。我が家のインターネットで正式に外部に向かってあけているポートはこのSSHだけ。

なお、ここでの前提はインターネットに22番ポートをあけ、SSH通信ゲートウェイとRDPしたいマシンが同じであることとしてます。

SSHによる公開鍵と秘密鍵を使ったユーザ認証

SSH1の話は完全に無視。SSH2のありがたいところは、パスワードの代わりに公開鍵と秘密鍵を利用することが出来る。
パスワードのように、パスフレーズというものを使うが、これは秘密鍵を使うための鍵と思っておけばいいだろう。

もちろん、あらかじめ公開鍵と秘密鍵のペアを作成し、接続するSSHサーバ側にクライアントの公開鍵を登録しておく必要がある。クライアント側が秘密鍵をもつ。この鍵で暗号化されたパスワードのやり取りが終われば、通常のDES3で暗号化される。素晴らしい!

(きちんと確かめていないが、OPENSSHサーバーは共通鍵の置き方として、
サーバーが必ず見に行くところ/etc/authorized_keysファイルにリストしておく方法と、ユーザーのhomeディレクトリにおく方法があるようだ。私はもっぱら/etc/authorized_keysファイルに羅列する、鍵束方法を使っている。)

OpenSSHの導入方法

OpenSSHはもともとLinux上で動作する。Windows上で動作させようと思ったらCygwinというWindows上でUnixインターフェースを提供する大きなパッケージ群の導入の必要がある。

一度、俺もOpenSSH動かしたさに導入したが、ほんとにデカい。邪魔。

同じことを感じる人は多いらしく、「SSHをWindowsで動かすためだけに、CygWinを導入するのはバカらしいよね」とCygWinからOpenSSHが動作するために必要なパッケージを作りなおしてくれたのがOpenSSH for Windowsだ。だから完全にGNU下のオープンソース。ありがたや、ありがたや。私が知る限りだが、WindowsをSSHサーバーにするには最もメジャーなパッケージのようだ。(商用製品もあります)

http://micro-vnc.jp/pc/documents/sshwindows/#install

日立ソフト様が導入を丁寧に説明してくれてるので、「環境設定」の前までやる。

以下、コマンドプロンプトから。

0. > cd c:\Program Files\OpenSSH\bin

1.mkgroupコマンドで許可グループファイルをつくる。
(Windowsのローカルのみを許可)

> mkgroup -l >> ..\etc\group

2.ユーザーの権限ファイルを作る。
(Windowsのローカルのみを許可。つまりSSHではこのWindowsのログインユーザー名とパスワードを使うことを指定している。)

> mkpasswd -l -u username >> ..\etc\passwd

*ココでusernameはサーバーマシンへログオンするためのユーザー名

ここまでは、ネット上によく出てる。

2. Configを変更。最低限以下をやる。

OpenSSH\etc\sshd_configを以下のようにかえる。
Protocol 2
# StrictModesとは、CygWinをCYGWIN=ntsecで動かしているモード
StrictModes no

RSAAuthentication yes
PubkeyAuthentication yes
AuthorizedKeysFile /etc/authorized_keys

最低限はこれだけ。保管する。

3.サーバー側で公開鍵と秘密鍵をRSAで作る。
(クライアント側で作るとまったく違う作業となる)
> cd ..\bin
で、ssh-keygenプログラムがあることを確認
> ssh-keygen -t rsa
と入力し、キーファイルをdocument and settingのどこか、などと聞かれる。
そこで、
   /etc/id_rsa
とこのとおり入力。
パスフレーズを二回(入力と確認)聞かれるので忘れないパスフレーズをいれる。

etc内に、ふたつのファイルができているハズ。id_rsaとid_rsa.pub
> copy id_rsa.pub  authorized_keys
コマンドで登録リスト作成。(もし、公開鍵がいくつかある時はこのファイルにマージしていくこと)
id_rsaはクライアントで使う、秘密鍵なので大事にメディアの保存する。

4.これでサーバーは起動できる。
> net start opensshd

クライアント側

puttyが世界的に人気なので導入する。
http://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/2002/article/tips/ssh/putty.shtml

日本語パッチを上書き

●PuTTYgenを使って鍵を変更。
OpwnSSH for windowsで作った鍵はそのままputtyでは使えないらしい。
id_rsaキーをPutty形式に変換する。
puttygenでloadする。作ったパスフレーズを入れると画面にimportedとでる。
SSH-2 RSAに際下段のラジオボタンがセットされているのを確認してから、"save private Key"ボタンをおす。ファイル名id_rsa.ppkで保管。

あとから、puttyのダイアログでファイルのありかを指定するので、安全なところならどこでもいい。

とりあえず、ここでputtyからログインしてみましょう。

Puttyの構成
IPアドレスいれて、SSHになっているか確認。
セッションに好きな名前をいれる。

SSHのタブで認証パラメータに先のppkファイルを指定し、ロード。

SSH-認証のところに、先のid_rsaのありかを登録。

SSH トンネルで、

3390 → 22 — Internet — 22 SSH サーバー → 3389 RDPホスト

を思い描いて設定する。リモートのRDPしたいサーバーのアドレスとポートを192.168.1.1:3389という感じで設定する。

セッションを「保管」しとくと、次回に便利です。

つながるとユーザーIDを聞かれるので入力。パスフレーズを入れて接続。もし、パスフレーズをなしにしておくと、ほんとうにパスワードなしで繋がる。

Puttyはこのまま。RDPを立ち上げると、Windowsのユーザーログインダイアログが出てくくる。(ハズ)

クライアント側ポートを3390としたのは、3389は別にローカルで使うかも知れないので避ける。トンネリングなので、インターネットごしであっても自分のところに出ているポートと接続する。クライアントデスクトップにlocalhost:3390でログインする。

※以上、足掛け2ヶ月かかった設定でしたが、SSHがとおる環境ならどこからでも我が家のWindowsを扱えるようになった。

東芝GigaBeat V 動画 12月 06

快調でございます。
自分の家に置いてあるくせに、なかなか見れない「300」をDVDDecrypterでパソコンに落とす。DVD2WMVで、GigaBeat用のWMVに変換。1GBない。すごい!
絵はなかなかきれい。暗いところはよくわからんな。画面が小さいせいもあるかも。
ワンセグの録画はサイコーです。かばんに入れてある間に録画完了!今朝、電車の中で「リンカーン」を見て笑ってしまった。

しかし、Nintendo DSとGigaBeatV30をカバンに入れてる俺って。。。。

東芝Gigabeat Vキター 12月 02

V30e東芝のGigabeat V30Eをアマゾンに発注していた。理由は単純。え?20980円。なんかの間違いじゃないの。だって、ビデオ再生、ワンセグの録画もできるし、30GBのディスクつき。
ポータブルAV機器どうしよう、と思ってたら飛びつくだろ。(しかも、12月2日にアマゾン見たら、売り切れてる。在庫処分だったんだろうな。)

ここのところ任天堂DSのワンセグにがっかりして以来、テレビは半分あきらめていたからねぇ。なにしろテレビを見ない人なので、みなさんの話題についていけないことがしばしば。カンブリア宮殿?見たいよー。
考えてみたらDVDも見ないままたまってるんだよ。どうしよう。MP3プレーヤもなにもiPodだけじゃないでしょ。先日もいったようにWindows Meida Player11だってまんざらじゃないっすよ。

社長が変わってからの東芝はいい感じ。家電製品って社長がかわると、すごく変わる。そのうち、爆発的ヒットを出すと思う。この機械もちょっといじってみたら、俺の期待を上回る性能。
★MP3の音はそれなりにいい。(先日、友人とやっぱCDをちゃんとしたオーディオ機器で聞きたいね、といいながら、それにはまったく勝てないけどね。)いい音だわ。
★ワンセグの感度が悪いというので心配してたけど、パソコンのUSBチューナよりは全然いい。おそらくとぎれずに山手線一周できるんじゃないか。自宅でもOK。田舎の人は感度が気になるでしょうけど。首都圏じゃ問題なしだな。
★動画これから。

ちょっとしばらく電車の中のお友達だわ。これ。

コスト削減は馬鹿でもできる 12月 01

とある経営者がいった言葉だ。そのとおりだと思う。
コストを切り詰めるのは、自社内の作業だ。だから権力を使えばできる。コピー屋さんが「一度、コピーした紙をまた使うのはやめてね。機械に詰まるから」といわれても「ケ、業者がなにいってんだ。」と無視すればいいかも知れない。派遣の時給を10円ケチればいいかも知れない。
でも、そんなコストカットは意味がない。実際、どれくらい減るんだよ?数万円にしかなりゃしない。ならば、そんなコスト削減して迷惑をかけて歩いてる奴をクビにしたほうが効果はでかい。
人を減らし(0.5人なんて意味ないってわかってる人が少なすぎる)、在庫を減らすのがほんとうのコストカット。おもしろいことに、「コスト削減」といってる人の話はぬるい話ばかりで、「コストカット」というのは意味ある話が多い。

でもね、会社ってお金が入ってこなければ倒産する。売り上げはお客さんからいただくものだ。お客から逃げていては、事業は縮小再生産になっていく。お客を増やす、売上を伸ばすという肝心な問題に立ち向かわずに、社内で権力をふるえるコスト削減に夢中になる経営者、マネージャがいかに多いか。自分は現場にたちむかわずに、現場にいっている人々から「コスト削減」といってせこい費用をケチる奴らには本当に頭にくる。

頼むから電車の中やオフィスでうれしそうに話さないでくれ。自分の臆病さと無能ぶりを宣伝してるようなもんだと気づいているかい?