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Archive for 5月, 2005

パソコンの常識 5月 17

IT業界じゃない人と話しをしていると、「え、そんなことやってんの!」とびっくりするような話を聞くことがある。ここでは、IT業界のプロ(って俺のこと?)が普段どうしているかについてトピックを取り上げてみたい。
参考にしていただけたらうれしいゾ。

Topic1. ファイルの形式

いわゆるプリインストールされたパソコンを購入すると、どれだけディスクの容量が多くても、CドライブのみでしかもFAT32でフォーマットされてます、なんてことになっているようです。(さすがに最近はMSの指導のおかげでNTFSが増えた。)
まず一刻も早く安定したNTFSというMicrosoftが推奨しているファイルシステムに変更すべきです。「NTFSは不安定」なんていう話を信じちゃいけません。FAT32のほうがもっと不安定です。具体的には、コマンドプロンプトから「convert c: /fs:ntfs」と入力し、リブートしてください。いろんなメッセージが出て不安になるかも知れませんがやり抜きましょう。

ところで最近、USB接続できる外付けディスクケースをよく見かけます。古いノートPCのディスクなんかを使って、もって歩けるディスクとして便利です。
これは、FAT32でのフォーマットをお勧めします。というのもFAT32は古いウィンドウズ,MacやLinuxですら読み書きできるのです。

Topic2. ディスクのパーティション

次にどれだけディスクの容量が多くても、Cドライブのみ、という設定を変更しましょう。なんとなくMy Documentにファイルをどんどん放り込んでいてウィンドウズをアップグレードしたい、きれいにインストールしなおしたいと思った時、面倒です。システムと自分の資産のデータは分けましょう。
      一番手っ取り早いのは、新しくディスクを増設することです。でも一台でなんとかしたいという人が多いでしょう。こういう場合、パーティションを定義して、D:ドライブを作ります。ここでプロがご用達のツールパーティション・マジック
登場します。これはダイナミックに使用中のディスクのパーティションを変更してくれるツールです。(最近は、I-OデータのHDDに搭載されて販売されているようです。すばらしい!)これでWindowsXP程度であるならば、だいたいCドライブに10ギガもくれてやって残りをDドライブにします。
「マイ ドキュメント」はDドライブに適当な名前dフォルダーを作ったら「マイ ドキュメント」のアイコンを右クリックしてプロパティを選びます。メニューの中に「移動」というのがあるので、それを使って移動します。ちなみに、ネットワーク経由のディスクはアルファベットの後ろのほうから(X:,Y:,Z:など)割り振るのが常識です。

Topic3. 解凍ソフト

フリーウェアをダウンロードすることはよくあります? 私はLHACAの0.7系を使っています。ポンとダウンロードして、実行しましょう。デスクトップにできたアイコンをダブルクリックして、.lzhファイルを解凍できるように関連づけしておきましょう。

Topic4. テキストエディター

MSワードとメモ帳で作るファイルの違いくらいは理解していますよね?テキストは、文字の情報だけをもち修飾情報(大きい字とか色つきとか)を一切もたない形式です。
メモ帳(テキスト・エディタ)はいたるところで活躍する割には、あまり使い勝手がいいとはいえません。お金を出せるならば「秀丸」や「WZ」などがあるでしょうが、そうじゃない人には「TeraPad」をお勧めします。
ファイルの大きさを気にせず編集したり、検索機能をうまく利用できるようにしましょう。
なお、ファイルの関連づけ(txtで終わるファイルは自動的にTerapadが開く)は、ここでも見てやっておきましょう。

テキストでデータをもっていると、メールにはそのまま貼り付けられたりして便利です。

Topic5. 窓のデザイン

XPなんかでマック風になったウィンドウのレイアウトですが、実用的にサクサク使いたい人は、デスクトップのカストマイズで「古典的ウィンドウ」に戻しましょう。CPUに余力があるならば、その限りじゃないです。

Topic6. 窓の手

Windowsを使いやすくするためにいろいろ設定したい人は、窓の手を入手して、いろいろ設定するといいと思います。

Topic7. バックアップ

ディスクが壊れないと思っている人はおめでたい人です。よく壊れます。定期的にバックアップを取りましょう。
フリーウェアで割合と評判がいいのはみやバックではないでしょうか。おぅ、XPからは黙っていたら導入されませんが、付録についていますね。
バックアップ先は私は、自宅の無線LAN内にネットワークディスクを置いていますが、LANを引いている人なら他の人のパソコンなんてのでもいいのでバックアップは取りましょう!

Topic8. サーバー

「オレはパソコンには詳しい」という人でも、存在に気付いているが無視しているのがサーバーの世界。
サーバーの運用はプロにまかせましょう。とだけ書くと怒り出す人もいるでしょうから、もう少し解説します。
Windowsの場合、LANを作るときにワークグループで作るか、アクティブディレクトリで作るか選ぶ必要があります。ワークグループは、20台くらいまでのパソコン群がある場合に使用するもので、それ以上の場合はアクティブディレクトリを使います。この第一の目的は、LANに接続する人のアカウントの管理です。企業たるもの、「あるパソコンはどれも繋いでもいいよぉ。」ではセキュリティもあったものではありません。LAN(Windowsのサービス)を使えるパソコンをマネージするために使います。また、Windowsの提供する各種サービス、ファイルサーバーやネットワークプリンタのアクセスのコントロールなどが一元的に管理できます。数百台のパソコンになると組織ごとにアクセスコントロールなどをかけたくなりますが、ここまでになればアクティブディレクトリがないと手間がかかって仕方がありません。

Topic9. データベース

マイクロソフトのAccessは、一般の人にはマイクロソフトオフィス製品の中で最高峰だと思われているようです。本屋で「アクセスができたらスゴいよね。」とか「問題ないよね。」とかいう言葉を聞いたことは2,3度はあったと思います。
残念ながら、Accessはデータベースソフトですが、データベースマネージメントソフトではありません。なぜ、SQLサーバーやOracleといった高価な製品が必要か?高価な製品は複数のユーザーがプログラムをとおしてアクセスすることを前提としています。データベース自体にAccessみたいなフォームを作ったり、見せたりする機能はありません。
ですから複数の人が使って、プログラムがコケてもデータ自体は壊れないようにできています。時々、Accessでデータが10万件とかいう話しを聞きます
が、おそろしい話しです。さっさとデータベースマネージメントソフトに移行してください。OracleやSQLサーバーが高価だと思ったら、MySQLやPostgreSQLのようなフリーのデータベースマネージメントソフトの採用を検討しましょう。Accessから無事にデータを移行できたら、作ったフォームは使いつづけられる可能性があります。詳細は専門書を読みましょう。
ここではAccessの限界を指摘しておきます。

Topic10. 仮名漢字変換

これは人によるかも知れません。
私の周囲で仮名漢字変換を文章をいれて変換している人を知りません。逆にいうと「辞書を鍛えて」いる人を知らないのです。大量にデータを打ち込む方は必要なのかも知れませんが、数多くのサーバー、PCを扱う人間からすると、一台一台にいちいちカストマイズした辞書を導入するなんてメンドクサくてやってられません。勢い、どのマシンでもいきなり使いはじめて、あまり変換間違いが起こらないように文節ごとに変換するクセがついてるんですね。